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2024.04.01

お知らせ

令和6年4月1日 内科に新たに消化器内科を設置しました。

 

九大別府病院 消化器内科の特徴

  • 腹痛、下痢、便秘、血便などの消化器症状に対して、腹部エコー、CT、MRIなどの画像検査や内視鏡検査を駆使して正確な診断と治療にあたります。
  • 消化管がんの早期発見を目的とした上部消化管内視鏡(胃カメラ)や大腸内視鏡検査(大腸カメラ)に力を入れています。日本人に多く胃がんのリスクとなるヘリコバクター・ピロリ感染胃炎に対しては、除菌治療を行います。また、大腸ポリープの内視鏡治療も積極的に行うことで、将来的な発がんの予防に努めます。
  • 食道、胃、大腸の早期がんに対しては、詳細な精密検査を行った上で内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)などによる内視鏡治療を行います。また、外科や腫瘍内科、放射線科と緊密に連携した診療を行うことで、あらゆるステージの消化管がんに対して切れ目のない診療を実施いたします。
  • 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)に対しては基本的治療のほか、難治性の病態の方には免疫調節薬や生物学的製剤、分子標的治療薬も駆使して病状の管理を行います。

消化器内科の設置により期待されること

  • これまで皆様に親しまれてきた外科や腫瘍内科、放射線科に消化器内科が加わることで消化器がんの診療チームとしての幅が広がり、より緻密な治療を行うことができるようになります。
  • 九州大学病院(福岡市)で消化管疾患の診療に幅広く携わってきた医師が診察を担当いたします。消化管のまれな炎症や腫瘍など診断が困難な病態に対して、より精度の高い診断と治療を実現します。