診療科・診療施設等 Department & Fasilities
整形外科
脊椎脊髄疾患を専門とした診療を行っています。
得意分野
整形外科が診療する病気の中でも、“脊椎外科”はその技術の進歩が著しく、より専門的な知識を必要とします。坐骨神経痛の原因(腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニア)に対する内視鏡手術・顕微鏡手術や脊柱側わん症に対する矯正固定術、圧迫骨折に対するセメントを用いた経皮的椎体形成術などの低侵襲手術や、最新手術を行っています。
診療体制
整形外科医4名が専門的な治療にあたります(日本整形外科学会・専門医3名、日本脊椎脊髄病学会・脊椎脊髄外科指導医3名)。
診療方針
病状は患者さんによってそれぞれ異なります。手術的治療ばかりではなく、薬物治療、リハビリテーションを含めた保存的治療を、最新・最高の技術・知識を基に考え、十分な説明と同意のもとに行うよう心がけています。
対象疾患
- 頸椎椎間板ヘルニア
- リウマチ頸椎(環軸関節脱臼など)
- 頸椎症(頸椎症性脊髄症、頸椎症性神経根症)
- 脊椎靭帯骨化症
- 脊椎圧迫骨折
- 腰椎椎間板ヘルニア
- 腰部脊柱管狭窄症
- 骨粗しょう症
- 脊柱側わん症
- 脊椎腫瘍など
主な検査
X線/CT/MRI/血管造影/脊髄造影など
主な治療
- 内視鏡手術(椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症など)
- 顕微鏡手術
- 脊椎固定術
- 脊柱側わん症に対する矯正固定術
- 圧迫骨折に対するセメントを用いた経皮的椎体形成術
学会施設認定・指定医療機関
(育成医療・更正医療)
臨床研究
現在、当院で手術される患者様に対して、日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究に参加をお願いしています。文書もしくは口頭で説明し、インフォームドコンセントで署名をいただいた患者様の治療前・治療中・治療後の検査結果などをデータベースに登録させていただいております。
その他にも、臨床研究のうち観察研究においては、例えば患者様への追加の侵襲を加えず、手術中に採取された試料を用いず、診療情報などの情報のみを用いて行うものもあります。これらについては、国が定めた倫理指針に基づいて、必ずしも対象となる各患者様から直接同意を得る必要は無いとされています。しかし、研究の実施についての情報を通知又は公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保障することが必要とされています。したがって、臨床研究のために自分のデータが使用されることを望まれない方は、いつでも主治医にご相談ください。
その他にも、臨床研究のうち観察研究においては、例えば患者様への追加の侵襲を加えず、手術中に採取された試料を用いず、診療情報などの情報のみを用いて行うものもあります。これらについては、国が定めた倫理指針に基づいて、必ずしも対象となる各患者様から直接同意を得る必要は無いとされています。しかし、研究の実施についての情報を通知又は公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保障することが必要とされています。したがって、臨床研究のために自分のデータが使用されることを望まれない方は、いつでも主治医にご相談ください。