診療科・診療施設等 Department & Fasilities

整形外科

2011年4月に九州大学病院別府病院に整形外科が開設され、これまで“脊椎外科”に特化した診療を行ってきました。2025年4月から新たに関節外科の診療を開始することになり、より幅広い診療を推進していく予定です。

得意分野

脊椎疾患全般を対象に治療を行っています。坐骨神経痛の原因となる腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアに対する内視鏡手術や棘突起縦割式椎弓切除術、骨粗しょう症に伴う脊椎圧迫骨折に対する骨セメントを用いた経皮的椎体形成術などの低侵襲手術や脊柱側わん症・後わん症に対する矯正固定術などを行っています。
また、関節外科では変形性関節症や関節リウマチに対して人工股関節全置換術や人工膝関節全置換術、単顆型人工膝関節置換術などを行っていく予定です。

診療体制

整形外科医7名が専門的な治療にあたります(日本整形外科学会専門医5名、日本脊椎脊髄病学会・脊椎脊髄外科指導医2名、日本人工関節学会認定医1名)。

診療方針

病状は患者さんによってそれぞれ異なります。手術的治療ばかりでなく、薬物療法、リハビリテーションを含めた保存的治療を、最新の知識・技術に基づいて考え、十分な説明と同意のもとに行うように心がけます。

対象疾患

  • 脊椎・脊髄疾患:腰部脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア
           頚椎症性脊髄症、頚椎症性神経根症
                         脊柱靱帯骨化症
                         脊柱側わん症、脊柱後わん症
                         骨粗しょう症、脊椎圧迫骨折
                         脊椎・脊髄腫瘍 など
  • 関節疾患:変形性股関節症、大腿骨頭壊死症、股関節インピンジメント症候群、
                  変形性膝関節症、関節リウマチ など

主な検査

X線、CT、MRI、脊髄造影、血管造影、骨密度検査 など

主な治療

  • 脊椎・脊髄疾患:内視鏡手術(腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症など)
                          脊椎固定術(側方侵入椎体間固定術による低侵襲手術
                          脊柱側わん症・後わん症に対する矯正固定術          
            脊椎圧迫骨折に対する骨セメントを用いた経皮的椎体形成術
            腰椎椎間板ヘルニアに対する椎間板内酵素注入療法
  • 関節疾患:人工関節置換術
                  人工股関節全置換術や人工膝関節全置換術、単顆型人工膝関節置換術、
                  股・膝関節温存手術(骨切り術)など

学会施設認定

日本整形外科学会、日本脊椎脊髄病学会

臨床研究

現在、当院で手術される患者様に対して、日本整形外科学会症例レジストリー(JOANR)構築に関する研究に参加をお願いしています。文書もしくは口頭で説明し、インフォームドコンセントで署名をいただいた患者様の治療前・治療中・治療後の検査結果などをデータベースに登録させていただいております。

その他にも、臨床研究のうち観察研究においては、例えば患者様への追加の侵襲を加えず、手術中に採取された試料を用いず、診療情報などの情報のみを用いて行うものもあります。これらについては、国が定めた倫理指針に基づいて、必ずしも対象となる各患者様から直接同意を得る必要は無いとされています。しかし、研究の実施についての情報を通知又は公開し、さらに可能な限り拒否の機会を保障することが必要とされています。したがって、臨床研究のために自分のデータが使用されることを望まれない方は、いつでも主治医にご相談ください。