診療科・診療施設等 Department & Fasilities
内科 WEBサイト
専門性を活かしながら、内科全体が一体となって全身的な内科診療を目指しています。
【診療領域】
- リウマチ・感染症内科
- 循環器内科
- 腫瘍内科
- 消化器内科
得意分野
リウマチ・膠原病 | 当科では60年以上におよぶ診療と研究の伝統があり、関節リウマチをはじめ多くの自己免疫疾患の患者さんが通院されています。また、リハビリテーションにも力を入れており、国内有数の設備である温泉プールによるリハビリテーションも行っています。 |
---|---|
感染症 | 基礎疾患をもつ患者さんの感染治療を適切に行うことを目的として、2023年4月に感染症内科が新設されました。院内の感染対策に加えて、肺炎、尿路感染、蜂窩織炎など様々な感染症の治療を行っています。また、帯状疱疹ウイルスワクチンや肺炎球菌ワクチンなど、感染症の予防も行っています。 |
循環器 | 循環器疾患(心臓・血管疾患)、睡眠時無呼吸症候群の診療を行っています。これらの疾患のもとになる生活習慣病(高血圧・脂質異常症など)の診療も合わせて行う他、温泉プールを利用したリハビリテーションも施行しています。 |
悪性腫瘍 | 甲状腺がん、乳がん、膵臓がん、胃がん、大腸がん、肺がんなど、様々臓器の固形腫瘍に対する化学療法、免疫チェックポイント阻害薬治療を行っています。術前・術後化学療法、放射線治療など外科や放射線科とも連携をして集学的な治療を実践しています。がん性疼痛を和らげる疼痛コントロール等の補助療法も並行して行っています。 |
消化器 | 食道・胃・十二指腸・大腸をはじめとする消化器疾患の検査と治療を行っています。また、ポリープや早期癌の内視鏡的治療を行っています。 |
診療体制
リウマチ、循環器、がん薬物療法、消化器など関連学会の専門医を中心に診療にあたっています。病棟では毎週内科全体で多職種カンファレンス(医師、看護師、薬剤師、理学療法士、栄養管理士、医療ソーシャルワーカー)を行い、包括的診療に取り組んでいます。
診療方針
多彩な分野の専門医が協働して診療を行い、幅広い視点から一人ひとりの患者さんを総合的に診療することを心がけています。入院中は生活の質(QOL)を落とさないように、薬物治療に加えて生活習慣指導とリハビリテーションにも積極的に取り組んでいます。リハビリテーションでは、温泉プールを利用した当院独自の理学療リハビリテーションにも積極的に取り組んでいます。リハビリテーションでは、温泉プールを利用した当院独自の理学療法を行って治療効果を上げています。原疾患の治療と再発予防、医療ソーシャルワーカーの介入によって、退院後の日常生活を含めたケアを行っています。
対象疾患
リウマチ・膠原病 | 関節リウマチ、リウマチ性多発筋痛症、全身性エリテマトーデス、多発性筋炎、皮膚筋炎、強皮症、混合性結合組織病、ベーチェット病、成人スティル病、シェーグレン症候群、遺伝性血管性浮腫など |
---|---|
感染症 | 細菌感染症(肺炎、尿路感染症、皮膚感染症など)、ウイルス感染症(帯状疱疹など)、真菌感染症など |
循環器 | 慢性心不全、心臓弁膜症、狭心症・心筋梗塞、不整脈、肺高血圧症、大動脈疾患、高血圧、睡眠時無呼吸症候群など |
固形腫瘍 | 甲状腺がん、乳がん、膵臓がん、胃がん、大腸がん、肺がん、原発不明がん、肉腫など |
消化器 | 消化器がん、胃・十二指腸潰瘍、胃炎、逆流性食道炎、炎症性腸疾患など |
主な検査
骨・関節X線検査、関節超音波検査、関節穿刺、骨塩定量検査、心臓超音波検査、下肢動脈・静脈超音波検査、心臓カテーテル検査、簡易・精密睡眠ポリソムノグラフィポリグラフ検査、血圧脈波、運動負荷心電図、ホルター心電図、24時間血圧計、上下部消化管内視鏡検査、がんの遺伝子検査、CT、MRIなど
主な治療 等
リウマチ・膠原病 | 経口抗リウマチ薬、生物学的製剤(抗サイトカイン療法)、標的型合成抗リウマチ薬、副腎皮質ステロイド療法、免疫抑制療法、大量ガンマグロブリン療法、リハビリテーション |
---|---|
感染症 | 抗生剤、抗ウイルス剤、抗真菌剤等による治療 |
循環器 | 薬剤治療、経皮的冠動脈形成術、ペースメーカー植込術、リハビリテーション、持続陽圧呼吸療法(CPAP) |
腫瘍 | 抗がん剤治療、免疫チェックポイント阻害薬、放射線療法、疼痛コントロール治療 |
消化器 | 消化管薬(制酸剤、粘膜保護剤、消化管運動改善薬など)の内服加療、ヘリコバクター・ピロリ除菌治療、内視鏡的粘膜切除術、内視鏡的粘膜下層剥離術 |